第15回首都圏佐渡連合総会・懇親会開催される |
15/04/07 |
平成27年2月22日(日)飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントに於いて首都圏佐渡連合会第15回総会・懇親会が、御来賓39名、会員157名、総人数196名を迎えて開催された。
総会に先立ち、『佐渡を世界遺産にする首都圏の会』の理事が、金銀を積出し港まで運んだ江戸時代の『金の道』装束を着用して当会の幟旗を持ち会場内を一周してアピールした。
第1部の総会においては、坂田会長挨拶の後、御来賓の甲斐元也佐渡市市長、平辰新潟県人会名誉会長、梶井功東京農工大学名誉教授にご挨拶を賜った。甲斐市長からは『佐渡金銀山の平成29年世界遺産登録を目指し、島民一丸となって頑張っている。3月14日には北陸新幹線が開通し、4月21日に直江津~小木航路に新造高速カタマラン(双胴船)カーフェリー"あかね"が就航する。多くの皆様に故郷の旅を楽しんで戴きたい』旨ご報告がありました。
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坂田 正通会長
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甲斐 元也佐渡市市長
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平 辰新潟県人会
名誉会長 |
梶井 功東京農工大学
名誉教授 |
第2部では第15回記念特別講演として、講師に、旧佐渡金井町生まれで10歳まで佐渡で過ごした花角英世新潟県副知事をお招きして『観光と地域活性化について』という演題の講演を聴講しました。
花角副知事からは『旅行宿泊者調査では、残念ながら佐渡は満足度も、また来たい度も低かったが、自然、風景、歴史、文化の満足度が高かったのは唯一、佐渡だけでした。
北陸新幹線の開通で関西や北陸方面の方が 新潟、佐渡を訪れる機会が多くなり、また、佐渡金銀山を世界遺産登録することにより、人を呼び込んで、地域経済を支えることが期待出来る。
世界遺産登録に向けての作業は順調に進んでおり、関係者が推薦書の案をまとめている最中です。
世界遺産における1年の推薦は、一ヶ国につき一ヶ所となっており、日本は四ヶ所候補に上がっているが、佐渡は一、2番を競っており、7月に結果が判明する』とのお話がありました。
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花角 英世新潟県
副知事
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元プロ野球選手
村田 兆治 氏 |
第3部の懇親会は、朱鷺謡の会による連吟『鶴亀』から始まり、離島甲子園提唱者で日本プロ野球名球会会員である村田兆治氏のスピーチと乾杯ご発声で華やかに開宴しました。
ロッテオリオンズでご活躍され、マサカリ投法で有名な村田氏のスピーチにおいては、離島甲子園活動での各離島を訪問した実績の中、住みたいのは「佐渡が一番!」とユーモアを含めて佐渡の未来に向けた熱い思いを演説。最後に『人生、先発完投』『実行力が無ければ信用されない』との人生訓を戴きました。 |
余興においては、両津の会の湊木遣り愛好会による『木遣り』、第15回総会懇親会に相応しい祝い唄を披露。続いて、今井茂雄畑野会会長による『大黒舞い』、大黒様がお菓子を配り貰った方は「福を貰った」と大喜びの一面も。『おらが街コーナー』では羽茂会より「あかね会」の"相川音頭"と"組おけさ"を披露。真野人会による"大真野音頭"を大合唱。トリを飾ったのが若波会による『佐渡民謡ショー』"両津甚句""相川音頭""佐渡おけさ"を披露され、最後は"輪踊り"で会場一丸となり大きな輪が出来ました。
締め挨拶は、赤泊会の猪股護会長、畑野会の今井茂雄会長で閉会。大盛会の内に午後4時閉会となりました。 |
朱鷺謡の会による
連吟『鶴亀』 |
湊木遣り愛好会による
『木遣り』 |
今井茂雄畑野会会長
による『大黒舞い』 |
若波会による
『佐渡民謡ショー』 |
尚、今回の総会懇親会では総勢196名と過去最多のお客様がお集まりくださいました。改めて御礼申し上げます。有難うございました。また次回総会懇親会も宜しくお願いいたします。 |